東洋300HS
ハーフセップ台船
KOBELCO 7300 搭載
圧倒的な安定性で高精度の施工を実現
スパットジャッキアップ力
1274kN(130tf)×4基
スパット長
25m+10m×4基
台船全長×全幅×高さ(深さ)
48m×22m×3.5m
主発電機定格出力
357kW(481ps)
各設備の特長
●台船寸法 48m×22m×3.5m
●クローラクレーン KOBELCO 7300(300t吊)ブーム最長97.5m
●スパット装置 □1380×35m(25m+10m)4基搭載
(ジャッキアップ能力130t/本 ブレーキ能力190t/本)
オートテンション機能により4本のスパットで船体の安定を自動制御
最長35mスパットによる係留は水深約-25mまで対応可能
ブレーキ能力190tのスパットキーパーはスパット(80t/本)本体を確実に保持し、回航時の落下事故を防止
●巻上能力12t複胴ウインチ4基搭載
係留ロープ φ60mm×200mアンカーワイヤー φ32mm×300m
高い操作性
●操船室(3F)にて集中制御、管理を行い、ワンオペレーションでの操船を実現
作業環境に応じて操船室(3F)、各機械側、無線リモコンによる3系統の操作を可能とすることで、省力化を実現
●AIS・GPSプロッター・レーダー・3Dマルチビームソナー装備
回航時の他船舶動向の確認や係留時における周辺海域・海底面の情報を把握し、船舶航行の高い安全性を確保
バラスト制御装置
●バラスト制御装置による船体のトリム・ヒール(傾き)を自動制御
・バラストポンプ120㎥/h 2基
・バラストポンプ 60㎥/h 1基
船内に上記3基のポンプと9箇所のバラストタンクを配備し、作業状況に適した船体の傾きを操作性に優れたタッチパネルで設定可能とし、複雑な配管・バルブの開閉操作も指定した角度を入力することで自動制御
安全への取り組み
●アンカーワイヤーを甲板下に格納することで転倒や破断時の事故を防止、安全性と台船上の有効なスペースを同時に確保
●ウインチ作動状況監視カメラ(CCTV)を4箇所設置
アンカーワイヤー、係留ロープ等の乱巻や付近の人員の立ち入りを監視、安全を確認しながら操作
●台船の左右舷に掘り込み型の乗降階段を設置
交通船や作業船から乗り降りするときの危険を防止し、安全な乗降を実現
全体図
主要諸元(ハーフセップ台船)